渋谷駅南口、占い師にカモられそうになった話

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もう10年以上前の事ですが、東京渋谷駅の南口改札から出て歩いてたら「あのー、ちょっと、あなた?」と女性に声を掛けられた。

振り返ると30代女性が、じっとワタシの顔を見て「あなた、額に●●が出ていますよ」(●●は忘れた)と言われたのです。

突然の事に「ええっ!」とワタシ。

「その御しるしは近々何か大きな出来事が起こる相なのですよ」
「えー? あ、あの…」

「わたくしこういう者です」

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占い師じゃなくて詐欺だったのかも…

差し出された名刺には世田谷の住所の記載があり、占い師さんでした。

突然、意外なことを言われて戸惑っていたら、「先生!」と小柄な女性が駆け寄って来たんですよ。

それから…ちょっとした小芝居が始まったんです。

駆け寄って来たのはお弟子さんで「先生、どうされたんですか?」と。

「こちらの方のお顔に●●が出ていたのでお気を付けるようお声かけして差し上げたのよ」

そこで弟子の女性が決めの一言を。

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「こちらの先生はとても有名な占い師なんですよ、是非くわしく観て貰った方が良いですよ」
「そうよ、占い所に一度いらっしゃい」と、その先生という人からも誘われました。

「あーでもワタシ、占いに興味が無いので…」と断ったら、意外そうに「まぁ、そうなの?」がっかりしたみたいでした。

忙しさに取り紛れ、その時は、この出来事を深く考えることをしませんでしたが、それから数ヵ月後、同じ渋谷南口にあの占い師の先生がいたのです。

しかも傍らにはあのお弟子さんの女性も…

 

 

あの占い師はカモを物色して勧誘するために一芝居打っていたんですね。

弟子役の女性がタイミングを図って登場し、如何にも有名な先生と煽ってもう一押しするわけ。

女性は占い好きなので、騙せると思ってのことか。

もしウカウカ術策にハマったら、見料はいくらボラレたのやら。

こんな下手な芝居しなきゃ客も来ないようじゃ、ロクな占い師に決まってるよね。

いや詐欺師が本業で、占い師ですらないかもしれない。本当に都会はとんでもない輩がいます。気を付けないと…

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