年に一回の御開帳と護摩祈禱をやるというので年末に飯綱寺へ行きました。
飯綱大権現様という天狗の仏様で、歴史のあるお寺なんです。
文化財の本堂内には波の伊八という有名な彫刻家の作品がドーンと正面に飾ってあります。
通常は拝観料300円を取るけれど、その日は無料。
牛若丸と大天狗という伊八の彫刻は、噂に違わず素晴らしいというか、とにかく肉眼で観ると迫力に圧倒されます。
ゴッホの絵を観た時と同じ感動です。
悪い波動は強烈なので
そういうわけで、その日は本堂へ上がり、波の伊八の彫刻を観たりして護摩祈禱が始まるまで待っていた。
本堂には地元の人らしき先客が7~8名居まして、その中で婆さま3人組の会話が聞こえてきました。
その中の一人が意地の悪い顔をして、憎々しげに嫁の悪口を言ってたんですよ。
年の頃は70代、もしかして60代かもしれませんが、悪口言ってるとどうしても醜くく老けて見えます。
婆さんになったら、せめてにこやかにしてないと見られたもんじゃないと思うのですが。。。
嫌な婆さんだねーと思ったので、ワタシから拒絶オーラが出てたと思います。
そしたらその婆さん、後ろをくるりと振り返りワタシに向かって、「座布団をそっちの方へ出してあげてくれる」と。
ギロリと睨まれたような気がしてドキッとしましたね。
あら心の声が聴こえたのかしら…と、きっと向こうも何か感じたのかもしれないわ。
こういう婆さんの負の波動はものすごく強くて、ワタシの拒絶オーラなんてものともせず、完全に飲み込まれてしまいます。
だから不平不満しかない人には、本当に近づいてはだめ。
そのあと、移動して離れて座ったのは言うまでもありません。
コメント
ユウさん、こんにちは。
確か亡くなった父が40歳過ぎたら自分の顔に責任持たないといけないとか言っていたような記憶があります。30そこそこの年齢だった私は何のことやら…と思っていましたが、還暦に近づいた今はわかるような気がします。出てしまうのですよね、年齢重ねると生きざまが顔に。悪い顔をしている方には近づきたくないですね。
そうですね、お婆さんになったら美人も不美人も二の次で、人柄が顔つきに出て隠せません。自分の顔に責任を持てとは言い得て妙です。
「不美人」という言葉、趣ありますね(笑)父が使っていました。
そうですねーちょっと品のある言葉。あの婆さんはそんな品もない、単なるしわ婆さんでした。出来れば老婦人になりたいです。