年上の友人の話なんですが、A子さんは離婚して一人息子がいます。
親からの遺産もあり、現役時代はバリバリ働いて稼いでたから裕福で、とても自立してる人。
ところが、こんなキャリアウーマンの友人でも息子には甘いというか、ベッタリなんですよね。
息子夫婦と二世帯住宅に住んでましたが、自営業の息子が仕事場近くに夫婦で引っ越そうとした。
その時の友人はシリアスな顔してぽつりと、息子夫婦に置いていかれないようにしないと…とつぶやいたんです。
子持ちの人の心理は理解し難いなぁ…
それを聞いて、A子さんでもそんな風に思うの?とびっくりしました。もっと自分の人生しっかり歩いてる人だと思ってましたわ。
そして色々話を聞いてると全然子離れしてないし、お金持ちだから、ついつい援助もしてしまうみたい。
息子さんはいい歳だし、結婚してお嫁さんも居ます。
普段のA子さんのイメージは過保護とは縁遠くて、もっとドライに割り切ってるのかと思ってました。
やはり子供の居る人は、ワタシなどと思考回路は違うのですね。。。
ワタシは猫や犬は好きで母性はあると思うけど、人間の子はちょっとね。。。
積極的に欲しいと思ったことは無いし、そもそも母親になるイメージが全く持てなかった。
何故なんだろうと自己分析した所、自分の子供時代が嫌いだったので、我が子を通してそれを再び思い出したくないからかもしれません。
何しろウチの両親は、夫婦仲の悪いダメダメな親でした。
出来損ないの親を持ったら子供が不憫というのが身に染みている。
子供を持ちたいと思う人が親になるのが最良で、親に向かない人が親になったら子供がいい迷惑。犠牲者を作ってしまったら罪です。
ワタシは今の人生がとても楽しいので、これで良かったなと。
子供が居ない人生で何よりでしたわ。