大昔の話ですが、19歳の頃の彼氏は母子家庭の子でした。
そしてその彼は多分、ワタシが今まで付き合った中で一番のイケメン。
(と、いっても同い年のカレだったから今から思うとまだ少年の幼さが残っていた感じでしたね…)
まぁ、とにかく甘い顔立ちのハンサムで、何度も街で芸能事務所にスカウトされた事もあったくらいだったのです。
そんな容姿端麗な彼のお母さんはというと、これまた小娘だったワタシでさえ「エエッ!」と、びっくりするほど美人。
お化粧や髪もキレイに整えていて、女優さんのような雰囲気。
美形は遺伝なのよ
同級生のお母さんであんなにキレイな人なんて見た事なかったから本当に衝撃でした。
「やっぱりなぁ~、子供がキレイなのは親からの遺伝なんだわ、と納得。
さて、そのお母さんのことなんですが、彼は相当嫌っていました。
お母さんは10代ソコソコで彼を産んだので、その頃まだ40前ぐらい。20代で離婚してから歳もまだまだ若かったのでずっと男の切れ目がなかったそうです。
子供にとってはただの母親なのですから、よその男性が家に来たりするのは嫌だったそうです。
そして実父の方はというと、離婚後はさっさと別の家庭を築いて、前妻の元に残してきた子供には全く無関心だったという。
今思えば、こういうちょっと気の毒な家庭環境で育った彼なので、心が病んでいたのですよ。
気分にムラが多くて散々振り回され、結局は他の女に乗り換えられ、ワタシは振られて別れました。
まぁこの彼には、どう考えてもワタシじゃ無理。
まだ自分が相手に甘えたい方だったし、包容力なんか有りませんでした。
というわけで、最近心理学の加藤諦三先生の本を読んでいるので、「この彼を手始めに、ワタシって病んでる男と結構付き合ってたかもしれない…」と、思いあたったのです。
これは引き寄せか?
ワタシ自身に何か原因があるかもしれないと、ここに来て思い当たる… 遅すぎですけどね。
まぁ内省してみたいと思います。