先日の「ザボイス」の最終回は参議院議員の青山繫晴氏がゲスト。
その青山氏の話によると、今マスメディアというのは斜陽産業なんだそうです。
新聞は40代以下の世代は定期購読しておらず、そしてテレビの方も夜のニュース番組を観てるのは50代以上の世代なんだとか。
若い人達はネット経由でニュースを観る。これはデーターでハッキリと判明してるのだそうです。
そして今政府内では放送法4条を撤廃についての検討をしています。つまりテレビ局の新規参入を自由にさせるということだ。
今は4条で総務省の許可を受けて電波を割り当てるとされてます。その他には、
① 公安及び善良な風俗を害しないこと。
② 政治的に公平であること。
③ 報道は事実をまげないですること。
④ 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。という内容。
以前テレビ朝日の会長が「放送法4条を撤廃したら公正な放送を守れなくなる」と言っていました。
青山氏曰く、「え?自分の局は公正で偏らない放送をしてるつもりなの?ご冗談でしょ?」「4条なんて全然守られてないし、効力が失われているのに、今さら残す云々言うなんてチャンチャラ可笑しいよ」とのこと。
そもそも4条撤廃論が有る事を隠し報道していない
全く公平な報道をしてる番組は無く、4条に違反しても罰則が有るわけではないから、4条が有っても意味をなしてないそうです。
テレビ局が恐れるのは、4条を撤廃すれば新規参入業者が増える→競争が激しくなる→既得権益が減る、という事。
その本音を隠し「4条を守れ等々」おためごかしに云って既得権益守ろうとするなんて発信者の名に値しないよと青山氏は怒ってました。
素人目で見てもこの先、テレビ局、新聞社、ラジオ放送局は淘汰されるのは間違いない。生き残るにはコンテンツを充実させた会社のみだわ。
TBSかテレ朝だったか、テレビ局にお勤めのちょっと知り合いがおりました。年上の女性で事務職の方でしたが、何年か前の不景気の頃に肩たたきをされたのですが頑として応じず、辞めませんでしたね。
共通の知り合いに聞いた所、彼女の年収は600万以上あったとか。事務でそんなに貰える会社は他に無いですから簡単には辞めるはずない。テレビ局はやはり給料が高額なんです。