2,3年前頃から、都内ではちょっと不動産が値上がりしてるという話をよく聞きました。もちろんある程度、良い条件の物件に限るとは思うが、ワタシが東京のマンションを売ったのは2014年の6月でしたから、もしかして1年半くらい待てばもっと高く売れたのかしら?などと想像すると、ちょっと何だかなぁともやもやしました。
マンションの築年数がちょうど30年だったので、キリが良いし、これ以上築古になる前に売りたいと思ったのです。マンションの法的耐用年数は47年、だからといってすぐ建替えはしないだろうけど、築古になると段々値が下がってしまうのも事実。
そんなわけで、ちょうど色んなタイミングがあの時だったのだから仕方ないじゃないのと、気持ちをなだめていました。
そしてワタシの現在の住まいは別荘地で、周囲は一見空家だらけです。その中にはボロ家もあればオシャレな外装の家もある。夏休みになっても誰も来ていない家も多く、もしかしたら売りに出してるのかしら?と興味もあり不動産サイトをたまに覗いています。
それで最近気づいた事は、東京の値上がりの波及効果なのかどうか、こんな田舎でも家の値段が高くなってきてるという事実。築35年のボロ家でも生意気な事に値段が底上げされてるので驚きます。
我が家と条件が似てる築17年の平屋が、外装塗装リフォーム済みで830万円の売値を見て、4年前の相場を知ってるワタシから見ると、あらら…強気な値段設定だなと。
そうなると4年前、築9年の平屋を550万円で買えたワタシはタイミングが良かったんだなという事になる。
今だったら600万円以下じゃ買えそうもないもの。この不動産の値上がりはオリンピックが終わったら終焉するのかしらね?
ともあれ、自分の住まいを2度買った経験から思うに、不動産は縁だなと強く思うので、根気よく物色を続けていたら、ある日突然、自分にちょうどいい物件が現れると思うのです。