昔、ワールドカップサッカー決勝戦の日に銀行強盗をするというフランス映画を観た事があります。
決勝戦はフランス中の人がテレビに首づけになっていて、その隙を付き、強盗団はまんまと盗みを成功させる。
冒頭がその銀行強盗の場面で、知能犯の強盗リーダーと高級コールガールのカトリーヌ・ドヌーブが、意表を突く方法で警察の手配をかいくぐり、逃走するストーリー。
(調べてみたら夢追いという作品でした)
トレビの泉の願いは…
その映画を観て、「ヨーロッパではワールドカップサッカーって特別なんだなぁ」と初めて知りました。
日本では、ワールドカップなんて普通の人は全く知らなかった時代でしたから。
それがまさか、出場できる日が来るとは夢にも思いませんでした。
それともう一つ、ワールドカップサッカーにまつわる思い出は、1990年の2月にヨーロッパツアー旅行に行った時の事。
ローマのトレビの泉に行ったらばアラ、噴水の水が抜いてあり、工事してるじゃありませんか。
何でもその年は、ローマで開催する、イタリアワールドカップ開催の年で、ローマ中の建造物をキレイにするべく掃除したり修理したりしてたのですよ。
前代未聞のタイミングだったんです。
当時ローマ在住だった友人は「怠け者のイタリア人が、夜遅くまで突貫工事してるので驚いちゃったわ」と言ってましたから、ワールドカップの威力は相当なものなんでしょう。
そういうわけで、折角のイタリア旅行だったのに心残りがあります。
出来れば普通のトレビの泉に又行ってみたいなと思います。