杉村太蔵氏は株で何十億という資産を築いたらしい…

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先日ラジオ番組で杉村太蔵氏が出演していたのですが、郵政選挙の2005年9月の衆議院選挙で初当選し、26歳で国会議員になったけれど、ほんの1年半前はオフィスビルの清掃をやっていたそうです。所謂、清掃会社のクリーンスタッフです。

大学を中退して就職活動するも、2004年は就職氷河期で全く仕事が無く、応募しても片っ端から不採用になったそう。まさしく太蔵氏はアラフォークライシスの世代ですね。バブル崩壊後、90年代半ばから2000年半ばまで10年くらい就職氷河期で、中でも2000年頃が一番酷かったといいます。

一番ショックだったのは、東京の会社は諦めて、年齢、学歴、経験不問の地方の小さな旅行会社に応募した時で、都落ちした気持ちで応募したのに書類選考で落ちてしまったという。

その時は、このレベルの会社で面接さえも受けられないなんて、自分はこの世に必要とされてないのかと、とことん落ち込んだそうです。

ちょうどその頃の事である話を思い出しました。友人の勤めてる小さな会社が普通の事務員を募集したところ、1名の募集に100名くらい応募がありビックリしたという。
特段資格も必要ない事務職なのに、応募してきた中には有名大学卒やキャリアの持ち主もいたと。

選考する方も困ってしまい、キャリアの人を採用するのも恐縮するしで、もう訳がわからなくなったそうです。一つの職に100名だなんてね、本人の実力とかそんなのではなく採用不採用は単なるクジ運しかないかなと思いますね。

 

さてその後、太蔵氏は派遣先のビルで顔馴染みになっていたドイツ証券のエライ方に運よく見込まれ、入社試験を受けて契約社員で入社したのだそうです。ドイツ証券って新人でも年収は1千万という凄い高額で、簡単に入れる会社じゃないとか。

杉村太蔵氏っておバカっぽいキャラでしたけど、本当は意外と賢いのかもしれません。
その後、自民党の候補者公募に論文をかいて応募したところ、5回も面接を受けて合格し、比例候補になりました。今は個人投資家として株で何十億という資産を築いたという噂です。

就職氷河期で挫折を味わい急展開で回復し、一年半後には議員先生になるという、すごい強運の持ち主と思わざる得ません。
清掃会社では一生懸命トイレ掃除したそうですから、その辺りが開運の後押しになったのかしら? やっぱり運に恵まれたければキレイに掃除するのは大切なのかも。。。

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