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ウチはノンちゃん以外はみんな保護猫でした。ユズは実家の隣にある小屋に住み着いた野良の子猫だったんです。
恩を着せるわけじゃないけど、あのままだったらこの子らの猫生は随分と違ってただろうな。食べるものに不自由せず、人間の愛情を受けて暮らせるのは猫にとって幸せよ。
そりゃあ、ぼやっとしてたら生きていけないもんね。
安心して眠れないし、常に食べるものを探してる暮らしをしてたら、荒んだ顔つきにもなりますよ。
家猫になれば栄養をちゃんと摂るから毛艶もいいし、毎日のんきに暮らせる。
だから元野良猫でも保護されて飼い猫になったら、どんな子も見違えるくらい可愛くなるんです。
人間も猫も生き方が顔に出るのは同じってこと。
ワタシは若い頃から子供好きでは無かったんですが、その代わりにこうやって猫のお母さんになったのかなーと。
家の中の、飼い主との暮らしが猫にとって全てですから守ってあげないとね。
猫の方も飼い主をひたむきに愛してくれますよ。
純真な目でじっと見つめられて、無償の愛が時々重くなる。
人間の子育て比べたら楽だけど、これくらいがワタシには許容範囲でちょうど良かったんだ。
猫も人間の子育てと同じで、18年間くらい責任もって育てないといけない。
年をとったら弱ってボケたり粗相をする。
かわいいかわいいと愛でてるだけじゃ済まないのだ。
そういうわけで、こんなワタシでも微力ながら猫助けというかボランティアというか、少しは社会貢献してるんじゃないかな。