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別に老け込むつもりは無いですが、50も半ばになると健康寿命まであと何年と考える事が多くなった。
海外旅行にしても結構な出費で迷うけど、今のうちじゃ無いと行けないよなぁとか。猫を飼うにしても猫の寿命を考えると、子猫を迎えるのはせいぜい60歳ぐらい迄だよなぁとか。
自分の健康寿命を意識しないわけにはいかないので行動に制約がかかるんです。
あぁついにワタシも次のゾーンへ進んだかと感慨深い。
微妙な思考の変化だけど、2,3年で随分違ってきた。きっと50代後半になったら、又変化があるだろうな。
ともかく寿命は伸びても、好きな事を自由に行動できるのは足腰と脳が健全なうちだけ。健脚で車の運転も出来て且つ、脳の働きもまずまずイケるのはせいぜい75歳ぐらい迄か。
運が良ければそれから3,4年は伸びるかもしれない。でも80代になったら運転は危ないし、免許も返納するだろう。
自分はまだまだ大丈夫と過信してる年寄りが沢山居るけど、それがもう呆けの始まり。他人は危ないなと呆れてるのに。
判断力や運動神経は歳を取れば落ちて来るのは当たり前で、やっぱり寄る年波には勝てないのよ。
ということで、この人生もあと20年ぐらいしか楽しめないのかと思うと焦る。
のんびりしてる場合じゃないよ、やりたい事やり尽くさなきゃなぁとジタバタする。
あと20年が健康寿命で、その後は淡々と寿命まで生活する。そう考えたら自分が死ぬことも随分リアルになってきて、アララどうしたものかと無駄な思案をする。
今までは漠然としたものが、ここへ来て俄然リアルになってきて、ちょっと戸惑っている55歳と6ヶ月の冬です。笑