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昨日書いたように、父の事が嫌いだったのに母が離婚しなかったのはひとえに経済力が無かったせい。
子供を連れて家を出るなんて到底無理筋で、自分一人分でさえも生活していく自信が無かったからです。
それに実家は祖父祖母共、早くに亡くなり頼れる人も居ない上に、20歳で結婚したからロクな社会経験もない世間知らずだった。
そういうわけで、いざとなると怖気づいてしまったんです。
相手の事を嫌いだとグチグチ言うだけで別れないのは依存心が強いからです。
1人で生きていくのに不安があれば、相手をどんなに嫌いでも別れるよりは「嫌い」を選び、それで結果、心の病が進むという。。。
ウチの母親みたいだと、コイツは何やっても出て行かないだろうと夫にタカをくくられます。子供が居たから別れられなかったというけど、それは迷惑な言い訳なんだけどな。
加藤諦三先生は一番子供にとって良く無いのは不仲の両親の元で暮らす事と言っています。悪い影響しかないから。
母の頃は昭和の古い時代だからしょうがないけれど、今は寿命も延びて人生長い。合わない、間違いだったと気付いたら、さっさと別れて次へ進んだ方が良いかと。
そうなると、やっぱり自分で稼ぐ力を持つのは大事ね~。
ワタシときたらこんな母を見て育ったくせに、手に職を付けるとか、しっかり自立できる職業に就くとか、全くそういう考えを持たなかった。何やってたんだよバカと思う。
ノーブラン、ノービジョンもいいとこで、学ばない愚か者でしたよ。
まぁそれでも何とかセミリタイア出来たからマシか。。。
こうしておけば良かったなという事ばかりで、全て過ぎたあとで気づいたわ、モー。