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先日逮捕された煽り運転の男には呆れましたが、ガラケーで撮影してた連れの女もねぇ、年を聞いて絶句しました。
世の中は同じ種類の者同士引き合うもんだ、全く上手く出来てるわーと感心する。
あのドラレコ映像を観て、ああもうこれはイッちゃってるな…と判るけど、筑波大の心理学教授によると、この人はパーソナリティ障害、病気に間違いないということですよ。
アクシデントがあって急に豹変したわけでなくて、日常的に煽り運転を繰り返してる。暴力的、犯罪的な特徴を持ってる者が、その場の状況に反応して起こした卑劣な犯罪だという。
急な幅寄せ、急停止、高速道路上での停車、降りることなど、1つ間違ったら自分自身が事故に遭っても不思議でないような危険な行動をしている。
通常の恐怖心や危機意識が欠如していて、つまり普通の人なら恐怖や不安を感じる状況でも、心拍数が上昇したり、身がすくんだりするという生理学反応が生じないのだ。
これは粗暴犯罪者に良く見られる自律神経系の異常なんだと。
その代車を期限を過ぎても無視して乗り続けるルール無視行為。些細なことでカッとしたり、怒りがコントロールができない、すぐに手を出してしまう攻撃性、これらは反社会的なパーソナリティ特性そのものという。
でも今はこういう病気も精神科に行けば治療方法があるそうです。
本人のゆがんだ認知を適切な認知に置き換える治療で、危険性は相当程度抑えられる。
ただ問題は自分自身で「自分はちょっとおかしいかもしれない」と気が付かないから病院へ行かないということです。
今でこそ発達障害も一般的に知られてきたけど、昔はそんな病名なんか無かった。
だからおかしな人が居ても、「変わってる人」と思うだけで終わり。
今だったらあの人達も何か精神病の病名がつくんだろなと思います。人の迷惑になる病気は一番困りますよね。