人を妄信するのは危険だということ

年上の知人の方で離婚をして、女一人で息子さんを育てた方がいます。

横暴で暴言の酷い夫に見切りをつけて家出し、それから生活のために必死で働いたと。

世間知らずな主婦だったから、最初は働くのがとても怖かったそうです。

そりゃそうですよね、でも勇気を出して自活の道を選んで偉かったと思いますよ。

とはいえ、働き始めたらそれまで専業主婦だったのに、働くのに向いていたらしい。バリバリ仕事して、小さい会社だけど出世し役員にまでなったのです。

何故か我が子については甘くなる親が多い

経済的に自立し、誰にも依存せずに自力で家もお金も手に入れた方なのでそういう部分はとても尊敬できるのですよ。

ところが、何故か我が子についてはちょっと…と思う所がある。

なまじお金が有るせいで息子さんに至れり尽くせりの援助してるのです。。

開業するからといってほとんどの資金を出してあげた話を聞いた時は耳を疑いましたね。

世間や仕事の厳しさを知ってるのに、何故我が子には甘いのかしらね？

世間にはそういうズレてる方がとても多いふうに思います。

事業を始めるなら自分である程度お金を貯める。
それで足りなければ銀行なりに融資を受ければいいのでは？

息子さんのためにも、お金には厳しめにした方が良いと思うのですが。

とても優れた方なのに全面的に尊敬出来ず残念だなぁと思ったの。

人間、長所もあれば欠点もある。完璧な人間は居ないし、よく考えれば当たり前ですよね。

一部分を見ただけでこの人がやることは全て正しいなどと、頭っから信じてはいけないよ、と言うことなのでしょうね。