スポンサーリンク
「自宅を売って老後資金にするのは大間違い」という週刊現代の記事を読み、めちゃめちゃ気が重くなりました。
長年住んだ家を売り、その資金を元に手軽なマンションに住み変えたり、子供の家で同居したり、はたまた老人ホームを終の棲家としたり。
そういう人は結構居るのじゃないかな。
例えばマンション購入したら管理費と修繕積立金は毎月2万5千円ぐらいとして、この支払いが毎月だと結構な負担。臨時で修繕費用の出費があり予想外にお金がかかることも。
2世帯住宅の間取りでないため、生活リズムが違い、気を使って自由に暮らせないので後悔し、結局自室に籠りっきりになった。
入居一時金1千万を支払い有料老人ホームに入居したものの、10年経ち、丁度初めに払った一時金が償却された頃からホームの対応が冷たくなってきてとても寂しい。
それとあまり報道されないけれど老人ホームの倒産はけっこう多く、そうなると新たにお金が必要になる。
失敗したと分かったところで家を売ったため帰る所がなく、お金も無いから取り返しがつかないよという事です。
でも、皆さんちょっと年を取ってからの生活を心配し過ぎじゃないですか? 必ずしも体が不自由になり、認知症になると決まってるわけじゃないのに。
それに長生きリスクもある。その場合は却って家賃のかからない家の方が良いですよ。
だいたい介護保険の介護サービスもあるし、自治体の在宅高齢者支援という制度もある。これなら万一ポックリ逝ってもすぐ発見してもらえます。
ワタシの座右の銘は「無知は損しかしない」。情報と知識さえあれば、例え年寄りの一人暮らしでも何を恐れることがあるもんか。
やっぱり心配事のほとんどは杞憂だよということです。