「田舎に家を買い、東京からセミリタイアしにきたものです」などと人には絶対言えない。
お気楽だと思われて いらぬ妬みを買いそうなので。
だいたい殆んどの人は「セミリタイア」って何?って感じで、そういう事をする人なんて理解できないだろうし。
アルバイト先の人事の面接では「親と同居、高齢なのでワタシが色々面倒みてるので日中は仕事できない」と、きっぱり云いました。
そう云っておけば、昼間忙しいから出てほしいなどと云われる事は絶対ないだろうし、何より女が一人で一軒屋に住んでいるなどという事をいうと、よからぬ想像をされたりすることもあるので予防線を張ったのだ。
東京者のワタシは女が一人で自立して暮らしていることに何の不思議も感じないけど、田舎の人はちょっとそういうの慣れてなくて違和感を感じるのじゃないかな?と思いました。
とにかくあまり目立ちたくはないのでね。
年配のパートさんは、「まだ若いのに(ワタシの事)日中、仕事しないなんて」と、案の定、不思議がってたみたいなのでその疑問を解く為に「父親の介護が・・・」と、大変な風に云ってみたりと全く気を使うのだよ。
まだ介護の必要の無い父だけど、こういう時は何とでも利用しますよ。
しがみつくように寝ています、何故?
とまぁ、こんな感じでアルバイトするだけでもセミリタイアは人々の好奇の目を集めないように色々気を使う。
目立たぬよう、好奇心を持たれないようにとね。用心しなきゃです。