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もう人間的成長などしなくてもいいから

村上春樹の「騎士団長殺し」、すごい部数で売れてるそう。ハルキストなら絶対購入するだろうし、本の売れてない今の時代に2巻で4000円もする本がベストセラーとは大したものだワ。ワタシも「ノルウェイの森」だけは読んだ事があるけど、結局良くわからず、感動も無かった。どうもワタシには春樹ワールドを理解する感性が足りなかったようです。

昔はよく読書もしたけれど、今はとんと本など読んでいない。今はネットでアレコレ情報収集できるし、余暇はだらだらネットサーフィンしてる。格好な暇つぶし道具が増えてしまったから、本を読むところまで辿り着かない感じです。

リタイアしたら教養をさらに深めたい、若い頃に読めなかった「チボー家の人々」を絶対読もうと野望を思っていたはずが、純文学本どころか推理小説を読むのも億劫になってしまいましたヨ。まぁ、今さら教養深い人間になんてならなくていいか、もう人間的成長などしなくてもいいので…

そういえば以前、ワタシに意見するコメントを頂いたんだけど、「ちょっとお門違いじゃねー?」と思いました。そもそもセミリタイアって、もうほぼ達成してる状態なので、本人は唯我独尊状態です。
そういう人間に対して成長を意見するなんて的がずれているでしょ。そんなこともわかってないって事はセミリタイアとは無関係の人なんでしょう、きっと。

さて昨日、「徹子の部屋」で作家の佐藤愛子サンが出てらした。遠藤周作さんと同年くらいで、同時期活躍してた作家さんでした。遠藤周作さんはずいぶん前にお亡くなりになったけど、佐藤愛子サンは現在92歳でびっくりするぐらいシャッキリしていました。

しかも92という年齢とは見た目信じられないくらい若くキレイ。まだ執筆してて新刊だしてるのもスゴイ。トシの取り具合って個人差が大きいわ。

ワタシも90歳過ぎまで生きるつもりなので、ああいう92歳の方がいると思うと、勇気が出てきます~

 

ユウ

2014年7月に東京から千葉県へ移住と共にセミリタイアしました。中古住宅を購入し猫4匹に囲まれ暮らしています。週3でアルバイトをしています。