ウチの87歳の父親のボケも最近ちょっと頻繁になり、どうしたものかと思案していたのだけど、先日友人から「今は認知症の進行を遅らせる薬があるんだよ」と聞いて、やっと神経科に行ってきました。
父が外出となると色々準備と用意が必要なため要らない仕事が増えると母親がすごく嫌がります。替えの紙パンツ持ったり、尿瓶を用意したり。
何しろ、腸が短いせいか(昔腹膜炎でかなり切った)何か食べるとすぐ排泄するため、母としては気が気じゃないのですね。それで最小限の水分だけ飲ませ病院へ行きました。
受付で認知症検査という事でお願いし、30分ほどで呼ばれ、まずは採血から。それから認知の検査をしたのですが、ワタシと母は後ろで聴いていました。案の定、父親は答えに窮して解らないを連発してる。自分の齢も2才間違えてるし、今日の日付も解らない。
そして引き算を間違える始末に「あーあ、お父さんも本当に終わったなぁ…」とワタシはちょっとしみじみしちゃったけど、母親は「クックック」と笑ってたんですw
ウチの父親って亭主関白だったから、母としては積年の恨み…じゃないけど、あんなにえばってクセに、こんな惨めな姿になってざまあないと、笑ってしまったのか?
でも確かに父親は苦笑するしかない有り様ではありますね。。。
さて頭部のMIRのレントゲンを撮りましたら、明らかに脳が委縮していて、脳の皺の所や記憶を司る海馬にも隙間がはっきりと空いてました。やっぱりそうだと思った…
結構、認知症は進んでいるけど、徘徊とか他人の妄想話をしないのでまだマシな方らしいです。次回、血液検査の結果をみてから薬を処方してくれる事となりそうです。
というわけで、意外と早く10時過ぎには全て終わり、何処へも寄らずサッサと帰宅してきました。
ウチの父の認知症はまだまだ深刻な状態じゃないのでラッキーな方かもしれませんね。今後は薬を処方してもらって、しばらくは現状維持になりそうです。