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ユズ1歳の頃とアンちゃん
ウチの母親、前々から不整脈で心臓の雑音がすごいと言われてた。
口の悪いかかりつけ医からは、
いやーこの状態で良く生きてるね～と。
そりゃ使いこんでますから、ポンコツになって動きが悪くなるのはしょうがないよね。
そして最近母が、
あー私の心臓は長く無いわーと言い出し、うるさいこと。
今更ながら、自分の心音を自覚してびっくりしたらしい。
もうあと一年くらいかもしれないわー、
私が留守番（猫たちの面倒みる）出来るうちに
どうぞ好きな所へ旅行に行って頂戴とか、悲観的なことばかり言って
嫌な感じよ。
ウチの母親はすぐ何々したらどうしようとか、先回りして心配し過ぎるタイプ。
どうしてそんなに悪い風にばかり考えるのかと不思議。
何事も良い方へ考えた方が幸せになれるのにね。
口にだすと却って引き寄せるから止めてと、ワタシが叱ってばかりいます。
こういうネガティブな母親だから、毒舌な娘のワタシが居るのかもなぁ。
割れ鍋に綴じ蓋かもしれません。
ユズ1歳の頃と先住猫のアンちゃん
ところが昨日病院で先生から
前よりも、心臓の音が滑らかになってきましたねと言われ、
更に雑音も減ってきてると言うの。
散々、もう長く無いわーと愚痴ってたのに、実は良くなってたワケよ。
先生から、こりゃ100歳まで生きるよと言われ、
思わずフフッと失笑してしまったわ。
やっぱりねー、もうダメだーと声高に嘆く年寄りに限って長生きするもんです。
ワタシが思うに、
人にはあらかじめ寿命があって、勝手には死ねませんよ。
長生きなら長生きの理由が有り、
神様がそれまで頑張って生きてなさいということじゃないでしょうか。
生活に困窮してたり、不自由な身体で苦しいとか、辛い状態で長生きしてるわけじゃなし、
ウチの母親なんて幸せな方ですよ。