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昨日ついにというべきか、延長開催されたロンドンナショナルギャラリー展へ行ってきました。
厳重に入場制限してて観るまでに手間がかかりましたが、次が無いかもしれないと思うと行くしかない。
でも見終わってみるとやっぱり行って良かったーと思うんですよね。
雑誌で見るのと実物の絵ではパワーが違いますから。
今回、やっぱりすごいと思ったのは、ゴッホが描いたひまわり。
ゴッホは全部で7枚のひまわりを描いてます。背景の色を変えたり、色のトーンを変えてみたり実験して複数枚描いたという。
それで4枚目に書いたのがロンドンナショナルギャラリーのひまわりでした。
ゴーギャンが絶賛してすごく欲しがったけれど、アルルで共同生活していた二人は大ケンカをしゴーギャンは出て行った。
その後も、ゴーギャンはあのひまわりを欲しがって送って欲しい言ったけど、ゴッホは結局送らなかった。
今更という感じであげる気が無くなったのか、それとも自分の最高傑作かもと気づいたのか。
その後、もう3枚ひまわりを描いて、うち1枚は日本の損保美術館にあるひまわり、あと2枚はオランダとアメリカの美術館にあるそうです。
1987年に安田火災海上保険(現損保ジャパン)が、約53億円(当時の為替換算)で落札し、バブルの頃で大ニュースになったのを覚えています。
でも今じゃゴッホの作品は100億以上の値が付くし、買って良かったんじゃないでしょうか。
美術館の知名度も上がって入場者数も増え、やっぱり有名絵画1枚の効果ってすごい。
ところで、コロナ禍で外出控えてる人が多いのか、美術展は白髪の年代の方がとても少なかったです。だいたいオバサマ達がグッズ売り場で群れを成してるんですが、今回は全然いなかった。
多くの人が確実に外出控えてるよなーと感じた久しぶりの東京でした。