ある日、知人の姉夫婦が実家へ借金をお願いしに来たという。
両親は健在で、知人が次女で婿養子を取り、二世帯同居していました。
昔はお店をやっていたので自宅部分を含め敷地が広い。
その土地を売って、お金を貸して欲しいと言ってきたのです。
義兄は会社を経営していて、資金繰りに苦しくなったんでしょう。
東京の世田谷区なので土地の値段は高いですが、と言っても両親はピンピンしてるし、そこに住んでる状況ですからね。
事業してれば良い時、悪い時あるもの
ここまで聞いて、お姉さん夫婦ヤバイよ~と思ったの。多分、相当追い詰められてる。
この話を聞いて妹夫婦がどう思うか。
そりゃあ反対しますよね。勝手なこと言うなと。
姉夫婦は自分達では借りられないので、身内に無理なお願いをした。
知人の家は元々八百屋をしてたので、婿養子を取って跡を継いだ。でも業績が落ちて廃業。
実家が商売を辞めてしまったので、残った世田谷の土地に目をつけられたみたいね。

bty
ご両親は3人姉妹で長女のお姉さんを溺愛してたそうです。
頭も良くて容姿も良かったお姉さんが自慢だった。
お姉さんの旦那さんは、会社員から独立して、すごく羽振りの良い時期も合ったという。
海外へ家族旅行したり、裕福な暮らしをしてたんです。
お姉ちゃんは玉の輿に乗ったなーと思ってたのに、まさかこんなことに…と思ったと。
しかし、いくらなんでも妹夫婦の手前も有るし、勝手なお願いされて、ご両親はすぐ断るでしょうと思ったら、本気で迷ってたそうです。
長女が可哀想だと。
でも結局、知人が大反対したので諦めたそうですよ。
実家の商売を続けてたらこんな事は言って来なかったでしょうね。
でもお金に困って分け前欲しいという、お姉さんの気持ちもわからなくもない。
この知人と、姉夫婦の後日談が有り、それも聞いてます。
あーやっぱりな末路で、又いつかお伝えしますね。