千葉へ越して来る前は東京の地下鉄丸ノ内線沿線に長く住んでいました。なのでワタシにとって新宿は馴染み深い街で、色々歩き回ってたせいかちょっと地理に詳しいです。
朝早い時間に高速バスに乗るため新宿駅から高速バスターミナルまで歩いていていた時の事。何やら茶髪の若い男性の集団が駅の隅で円陣を組んでいました。
一目見てホスト集団とわかりました。
物珍しさで凝視してしまいましたが、その様子から何だか上下関係のキビシイ体育会系のような雰囲気が。先輩ホストが後輩ホストに説教してるような感じです。
「ホストってチャラいイメージとは裏腹に、あまり楽な商売じゃないのかも…」そう感じましたね。
以前、何かの番組で、売れっ子ホストさんにその秘訣をインタビューしてました。そのホストさんが言うには
「トップセールスマンの方と僕らの仕事も同じですよ、お客様の気持を如何に察して、対応していくかということです」そういうような事を答えてました。
売れっ子ホストになるには容姿が良いだけではだめで、やっぱり忖度出来る頭も必要ってことか。そしてどんな女性にも優しく出来て、気をもたせてお店に通わせるというわけだ。。。
まぁでも仕事なんだなとわかっていても、ちょっと好みのイケメン君に優しくされたら嬉しくなるだろな～
以前、作家の中村うさぎがホストに入れあげてモメて、週刊誌ネタになってたっけ。。。
はまったら大変だからワタシは絶対足を踏み入れませんヨ。
さて不動産会社に勤めてた頃の話ですが、20代後半の男性が一軒家の賃貸物件を探しに来たことがありました。スラリとした長身のオシャレな感じからして、普通のサラリーマンではありません。そのカンは当たり、その男性は若くしてホストクラブのオーナーだったのです。それで若い新人ホストを住まわせる寮のための家を探していたわけですね。
結果、お隣と密接していない、古い一軒家があったのでそこを借りる運びになりました。家賃は10万ほどだったかな？
契約となり、父親が連帯保証人になるということで詳細を尋ねると、父親の勤務先はこれまた某銀行でビックリポンｗ 保証人の父親には電話確認もしてるし、印鑑証明も提出してもらいました。
「ウーン、親が銀行マンの家庭なのに息子がホストになるなんて…」 何だか世の中ワカリマセンね。。。
見た目はアレでしたけど、話すとソコソコきちんとしてたので、経営者になるくらいのホストさんだと、やっぱりまともなんだな~、と思った話でした。