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40歳になった頃、家賃収入を得るべく、郊外のマンションでも買おうかなと思った事があります。
都内は価格が高く、賃料を考えると利回りが悪いので、神奈川県郊外に賃貸用にできる物件をネットで物色しました。
小田急線の各駅沿線では手頃な物件が色々あったのですが、安い物件は築が20年ちょっとが多くてどうかなぁと迷った。
そうこうしてるうちに仕事で色々多忙になり、買うタイミングを逃して買わずに終わったのでした。
さほど得もせず、トントンだったかな?
しかし専業大家じゃなく、中途半端な賃貸経営者だったら結局管理会社に丸投げなので委託費などかかる。
地主のお金持ち大家ならそれでいいけど、虎の子はたいて買った会社員の大家はそんな悠長な事してたら儲かりません。
それ以降も競売物件で格安が無いものかと物色してましたけど、そのうちに不動産投資よりも、早期リタイアの方に気持ちが移って…今に至った訳です。
そして今も時々考える。
東京と違い、こちらの田舎の不動産価格は安いから、利回りを比べたら雲泥の差に良い。
賃借人さえつけば儲かるなぁと、ちょっと欲もでますが、今となっては大家業は荷が重いわ。
大家になればきっと雑用や、面倒なこともあるはず。自分の自由の時間をそれに取られるのは嫌ですね。
全くリスクが無いわけじゃない、などと考えると気が休まらなかも。
何よりも今の呑気な暮らしがいいので、もう大家になろうとは思いません。
経営者の苦労よりは週3回のパートで働いた方が気楽だわ。