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毎日YouTube観たりプライムビデオを観たりとダラダラ過ごしてます。
今回観たのは実際の連続殺人犯をモデルにした「復讐するは我にあり」、あのマーティン・スコセッシ監督も影響を受けた映画だとか。
強烈なタイトルは聖書の一説で、「復讐するのは自分だ…」の意味ではなくて、「悪に対して悪で報いてはいけません、悪人に復讐するのは神がおこなう」という意味なんですね。
やっぱりそうか、し返ししちゃいけないのね。やっぱり神様がバチを与えてくれると信じるしかありません。
自ら仕返しすると負のループにはまってしまうので、結局損するなーと思う。でもなかなか悔しい気持ちは抑えられないのよねー
さて映画は1979年作の、またまた昭和感たっぷりでしたが、主演は緒形拳で砂の器にも出てたし名優ですよね。
ストーリーは、裕福で敬虔なカトリック教徒の子供として育っていながらも、主人公は少年時代から悪さばっかりしていた。
詐欺や泥棒で前科を重ねてきたけれど、ある日専売公社の集金のお金を強盗した際、ついに初めて殺人をしてしまいます。
それから指名手配になり、行き当たりばったりで、息をするように詐欺をしながら、そのついでに人を殺していく。
恨みも何もない人を簡単に殺してしまうけれど、犯人は首に十字架のクロスをかけていて、クリスチャンなんです。
信仰にしても殺人にしても、だから何?って感じで、犯人の心には何も響いて無い様子。
普通は心の闇があって悪を行うのだろうけど、この主人公は元々の素養だったという事なんでしょうか。
悪魔の申し子みたいな人はやっぱり存在するのかもしれません。