ワタシの学生の頃は、奨学金を借りて進学してる例は身近では居なかったですね。たまに聞くそういう方は母子家庭の男子学生ぐらい。
余裕のない家の子が無理してまで進学する風潮は少なかったと思います。
ウチも父親は安サラリーマンで母親はパートという、金持ちとは程遠い家庭でしたが、姉は専門学校、ワタシは短大、弟は浪人予備校&大学と教育費はそれなりにかかったと思いますが、何とか捻出できたようです。奨学金を借りるという事はなかったのです。
あれから30年以上経ち、今時は両親とも揃った家庭の子でも、奨学金借りて進学するのが当たり前って、一体どういう事なんだろ?と不思議だったんですよね。
だって普通の会社員してて、金を借りないと子供を大学へやれないなんて、やり繰りが下手か、何か他で浪費してんじゃないの?としか思えず。
学費は昔よりも値上がりしてるでしょうが、医学部とかの高額な学部か、片親でも無い限り、親としてちょっと情けないんじゃないでしょうか。
住宅ローンを借りた経験から、長いローン返済にほとほと嫌気がさしたので、ローンなんて安易に借りるべきじゃないとつくづく思います。
でも住宅は資産となるし、元は十分享受しました。
22歳の若者が大学出た途端に数百万円の借金持ちになり、毎月1万5千円で年間18万円の返済としたら気が遠くなるような年月がかかる。
ボーナスでバンバン返済していくようじゃないと埒があきませんよ。
借金してまで進学するなら、これは投資です。ソコソコの企業に就職出来るような偏差値の大学で、絶対返していけると思えなければ成立はしないということです。