今年は、猫のアンちゃんの具合が悪くなって翻弄された夏でした。当時は毎日ブログが猫の闘病記でしたね。
この暑さで、しかも高齢猫だから体調を崩しやすかったのかもしれない。
起きてはいるけれど、食べたり飲んだりする気力は無く、ただじーっと横になってるアンちゃん。ただ事じゃない様子におののく。
脱水症状で痩せる姿を毎日見るのは忍びなく、看病する辛さが身に染みた経験でした。
病気のアンちゃんにかかりきりになって、それが気に入らなかったのがこの白黒の坊っちゃん、ノンです。
年下の猫なら我慢もするし、譲りもする。でも年上のアンちゃんにはやきもちを焼き、美味しそうなご飯を食べてるのが気にくわない。
食べ物の恨みは恐ろしいかも。
だから飼主に構って欲しくて、無理やり机の上で寝るという有り様。こうなるとキーボードを持ち上げて打つしかないので大変です。悲
見かけに寄らず繊細で、飼主の気持ちを敏感に察するノンなんですよ。
我が道を行くぴーちゃんとユズ
人間と同じで猫もそれぞれ性格が違います。ぴーちゃんは今年二十歳だけど、すごいわーと思うのは、東南の角を陣取って過ごしていたこと。
東南の角といえば何事も一番良いとされる方角。
ほぼ一日中、寝るのも食べるのも、そこから動かずに生活してました。
猫の本能で、ここは運気の良い場所だと解ってるのじゃないか?おかげで体調は絶好調、快食快眠です。
そして末っ子のユズは天真爛漫。人間でもこういう性格の子は育てやすいと思う。
ユズが小さい頃、ノンが子育てしてくれました。おっぱいまで吸わせてましたからねぇ。
お兄ちゃんの愛情に包まれていたからこそ屈託なく育ったんです。
しかしユズの身体が大きくなると、ノンはパッタリと興味を失くしてしまった。あまりの変わりように驚くも、どうやら身体の小っちゃい子が好きだったらしい…
猫と云えど、それぞれ個性があってその様子が面白い。今の所、皆病気は無いし、平穏無事な日々を送れるのはありがたいことです。
一時は痩せ細り、強制給餌をずっと続けたアンちゃんも、元のいやしい猫に戻りました。
病気の時とは毛艶と目力が違います。今は1個360円のヒルズのad缶を食べていて、ウチの中で一番の贅沢者です。