昔、テレビで観たのですが、東ドイツでは国家的にドーピング計画をやっていたんですよ。
ベルリンの壁が壊れたのは89年、東ドイツはロシア傘下だった国です。
西ドイツと比べてオリンピックメダル3倍も獲っていたそうですよ。
英才教育のため、小学校から才能ある子供をスカウトしてきて、男性ホルモンが増え筋肉増強になる薬を飲ませる。
それをなんと10歳くらいから始めると言うのです。
でも、その後の後遺症は悲惨。
薬の後遺症で障碍者になって早死にしたり、女子選手は出産したら子供が… とぞっとする話でした。
ひとりだけやっていたとは思えず
スポーツで他国より勝って、社会主義国はすごいだろうと威信を高めたいのが狙いだったわけだ。
女子フィギュアでは3回転半のトリプルアクセルさえも、浅田真央ちゃんしか跳べない時代が長くありましたよね。
それなのに真央ちゃんの時代から何年も経たずに、ロシアの選手が4回転ジャンプをバンバン跳ぶようになった。
おかしいなーと思いましたよ。
ジャンプは棒みたいな、横幅のない身体つきの方が有利なんだそうですが、それにしてもね。
ワタシの想像ですが、ワリエワ選手だけ薬物を服用してたとは思いにくい。
ドーピング検査に反応しないようにうまくやっていたけど、今回それに失敗してたまたま一人だけ反応が出てしまったのではと思いますが。。。
トリメタジジンというのは心筋梗塞などの治療に使われるそうで、アスリートが服用したら心臓の血流が良くなって運動機能が上がり、持久力向上。
疲れにくいので良いパフォーマンスが出せるそうです。
とはいえ、まだ若い未成年の身体なのに、将来副作用がでたらどうすんの思うけど、そんなことまで考えてるわけないわね。