幽霊が出たと云って3日で部屋を解約した大学生の話

スポンサーリンク

不動産会社にお勤めしてた頃のお話で、ワタシの同僚が男子大学生のお客に、広めワンルーム1階で、窓はあるけど外塀に囲まれたお部屋を紹介しました。部屋のグレードが良い割に安めの家賃なのは日差しが直射しないから。
女子だと日当たりが良くないのは勧めないけど、男子学生ならそう悪くはない部屋だったと思う。

その部屋に大学生男子が入居して3日目の事、ご本人が突然来店し、「夜、寝ていたら幽霊の声が聞こえる」と訴えてきたのだ。

それを聞いて、そこに居た皆が目をまん丸にして驚いたけど、ご本人は至って真面目な様子。もう怖くて居られないので部屋を出たいという事で、結局は解約ということになりました。

家主さんに事情をお伝えたものの、幽霊の話は解約のための言いがかりじゃないのか?と気を損ね、3日だけだったけど通常通り返金は敷金だけでした。契約書を交わしてるので仕方ないですけどね。

手間やお金がかかるだけで、本人に得な事も無いのにあんなウソつくかな~? 特異体質なんじゃないのか?とか、散々会社で話題となりましたね。 イヤー 笑っちゃう出来事でした。

その後、その部屋には会社員の男性が入居したけど、特に何事もない。
人によって、お部屋との相性が合う、合わないなどが顕著に出る事があるのかもしれないな~と思った出来事でした。

 

DSCN0637 (610x458)

 

さてその頃、同じ系列の不動産会社で、あの劇団ひとりサンにお部屋を紹介したそうです。
超高額家賃のお部屋じゃないけど、まぁまぁのグレードのマンションです。

その部屋に移り住んでから、劇団ひとりサンはなんと、小説を出版し、それが映画化になり、更にカワイイ奥さんと結婚もしました。

本人の努力もあるだろうけど、順調に物事が進む為には運の良さは必須です。その後、結婚されて引越しされたそうだけど、きっとあのマンションの部屋で運氣アップし、開運したと思うのですよ。

スポンサーリンク
error:Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました