バブルの頃の不動産価格の高騰ぶりはすさまじかったけど、その後数年間はまだまだ高かったです。
ウチの姉夫婦がバブル後に一軒家を建てたけど、月に9万位の支払い額のローンを義兄の定年ギリギリまで組んだと聞きました。恐らく新築で4千万ちょっとしたのかと。
しかしその家を今売るとしたら当然1千万にもならないそうです。
姉夫婦も値段の下落に嘆いてましたが、神奈川県の田舎の方なんですが酷いもんです。
ウチの親も茨城の家を1990年に1800万で買い、去年売る時は280万でしたから、地方の値下がり度は殺人的ですよ。
住宅ローンの支払いは結構シンドイ
元同僚の実家は塗装業の自営で、ずっと順調な経営だったそうです。ワタシの家の近くだったので、家の場所も知っていました。
土地は御祖父さんの代からのもので、バブル後に鉄骨3階建ての大きな家を新築した。多分、固定資産税は50万ぐらいはするかな? 相当高いはずです。
しかし最近、家業の業績は不景気のため悪化して、経営状態が厳しくなっていた。
そして社長である父親が病気になり、あっという間に亡くなってしまったんです。
羽振りの良い時期に建てた家のローンは高額で、とても家族で支払いしていけそうもない。結局、元同僚の実家は競売にかけられたのでした。
さて、しばらくしてその後、その家の前を通ったら駐車場にベンツが有った。
外から見える窓辺には胡蝶蘭が飾ってあり、前とは明らかに様相が変わって優雅な感じです。
今の住人は本当にお金持ちそうだなー、元同僚には悪いけど、こういう人が本来、この豪華な家に住むべきなんだと思いましたね。
不動産の値段が高い時代に家を建て ローンが支払えなくなって手放した話はよくある話で、今考えると無謀な借り入れ金額と判る。
あの頃は多くの人の感覚が狂っていたんじゃないかと思います。
コメント
いつも猫の写真は一眼レフかなにかの良いカメラで撮ってるんですか?
これからの日本は世帯数減少でますます住宅が余って価格は下落していくでしょうね。
ローンは恐ろしいですな。
招き猫の右手さんこんにちは。猫を飼うと何故か写真を撮りたくなります。不思議ですねぇ。カメラは一眼レフですがいつもオートで撮ってますヨw