先日の事なんですが、アルバイト先で社会保険適用についての説明会がありました。
うーん、どんだけ適用拡大されようが年収で50万程度のワタシには関係ない話。
しかし対象外と思っても、今回ばかりは強制的なもので仕方なくわざわざ行きました。
バイト先は調理、客室、レストラン、洗い場などかなりのパート、アルバイトがいるのでした。さてその内容なのですが
①週の所定労働時間が20時間以上あること
②賃金の月額が8.8万円以上であること
③勤務期間が1年以上の見込みであること
④学生ではないこと
⑤勤務先が従業員501人以上の企業であること
以上が必須要件です。
中小企業だと対象にならないので、例えばパン屋さんなどの個人店でバイトしてたら関係ない。今までは年収での103万円以上の縛りで適用だったはずだけど、今度は年収に関わらず、月額で8.8万円以上になる月があれば即、社会保険加入と厳しいことになるそうだ。
きっと国は主婦パートの方には控除内なんて言わないで、「いっぱい働いて税金、保険を納めてね」という事なんだろうな。
加入となると厚生年金、健康保険併せてだいたい月々1.5万円ほど天引きされるらしい。まわりの方々は今後加入にならないように勤務時間を減らし、8.8万円超えないようにする意見が殆んどでしたね。
年収160万以上は稼がないと扶養から抜ける意味がなかったはず。そうなると田舎は時給が安いので頑張っても元を取れるほどは稼げない。しかし、繁忙期はどうするんだろ?今って人手不足なのになぁ。
さてワタシはこの説明会で担当者が全く言わない事があるのに気がつきました。扶養控除を受けてる会社員家庭にとっては確かに損な話だけど、国保や国民年金の家庭だとかなりお得になるはずだ。家族一人分が国保から抜けたら負担額はかなり減る。
だって社会保険金額と国保&国民年金の金額を比べたら明らかに社会保険の方が安いのよ。会社が負担してくれるからね。国保の高さに苦しんだワタシですからその辺は誤魔化せませんよ~
これを皆にあえて言わないのは社会保険に加入されると会社側の負担が増えるから奨励する気はないのでしょうね。まぁ会社とはそんなに親切なものではありません。
これも結局、無知な人は損しかしないということですね。。。
そういうわけで個人的には全く関係ない説明会だったのでした。