厚労省は、支給開始年齢を70歳に引き上げようとしています。
厚労省は年金財政の現況と見通しについては、やはり随時検証しているようで、その結果、団塊ジュニア世代をターゲットに2045年頃には年金支給開始年齢を70歳にしたいと目論んでいるらしい。
2045年というとあと28年。ということは団塊ジュニアは1972年頃の生まれだから現在45歳前後か。。。
支給開始年齢を70歳に引き上げ
いつも「もう一度40代に戻れたらいいなぁ~」などと思ってたけど、こんなことになるならを早めに生まれて良かった、年取ってて良かったわーと思います。
団塊ジュニアは就職氷河期を経験し、非正規雇用者も多いため厚生年金が積み上がっていない率が高く、また親世代の年金頼りのパラサイトも多い。
現行のまま団塊ジュニアが受給年齢を迎えれば、支給額が20%近く減るのは必至で、それを避けるには支給開始年齢を引き上げるしかない。
ということだそうです。
そういえば「就職氷河期」は、日本がバブル崩壊してからしばらく続いたと記憶してますよ。
日本は新卒を重用してるから、この新卒の時に就職できなかった人は、その後も安定した職になかなか就けなかったりしてる。
たまたまこの氷河期に就職が当ってしまったら不運だったよね。
支給開始に合わせて定年が70歳になるわけでもなく、そうなるとどうしても自分で何とかするしかない。誰もが投資や運用で資産を作れるわけもないとなると貯金するしかない。
貯金だけで充分な資産を作るなら、やっぱりダブルインカムで世帯収入を増やし、今までの倍貯蓄するしかないんじゃないのかな?
団塊ジュニア以降の若い方達はこれを想定し、資金計画しておかないと大変な事になりそうです。それにしても厳しいですねぇ。。。