人間は信じたいことを信じるものだと思います。
信じたいから、それについて嘘でも何でも正当化しがち。
欲目があると正当に判断出来なくなるし。
こういうのは損切が惜しくて、下落する持ち株を処分できないのと同じね。
結局は、それで更に痛い目見てるから良く解りますわ。
さて「中山ゴンザレスの裏社会ジャーニー」というYouTubeで、ゲストが上祐史浩氏の回を観ました。
オウム真理教の広報担当だった人
あれから30年位たってるけど、上祐さん、見た目の印象は変わってません。
対談の内容はというと、オウム真理教とは何だったのかと語ってるワケ。
当時は社会経験もない世間知らずの若造のくせに、頭でっかちでディベートだけは上手かった上祐さん。
さすがに今はオウムへの妄信は抜けてましたね。
上祐さんはヨガで心を無にする、ストイックなものに惹かれて…そんな感じでオウムのヨガサークルに入ったのが始まり。
ところが段々と人が集まり始めておかしく成っていったという。
今だからおかしい、と言えるけど、当時は何とも思わなかったはずですよね。
麻原は元々詐欺師で、金になる方へと流れて行ったのでしょう。
さて、ワタシがええっと驚いたのは、麻原の空中浮遊のこと。
上祐さんは「僕は麻原が空中浮遊してるの見たことありません」と言うじゃありませんか。
何とまぁぬけぬけと… 当時はテレビで「僕は実際に見てます」と断言してたことしっかり記憶してます。
今はオウムの妄信が抜けたので言えるのでしょうが、あなたに影響を受けて信者になった人もいるはず。責任ありますよ。
この方も信じたい物を信じたワケですね。