我が子虐待の事件が時々話題になるけれど、その度にあーあと世知辛くて色々考えてしまいますよ。
たいてい加害者の親の方も酷い育ち方をしてるのですが、きちんと体験の総括が出来ていなくて、未消化で尾を引いている。
ワタシもお手本になるような素晴らしい親を持たなかったせいで、いつもおかしいなと疑問を持ってた。
そういう経験をすると、色々考るクセがつくものなんですよ。
子供のために…は子供への依存です
今思うと、ウチの母親は感情が不安定で、いつも場当たり的なことばかり言ってましたね。
多分、夫と不仲でイライラし、その上に家事で疲れてる。そうなると子供を思いやる余裕はなかったんでしょう。
親の生きた時代は離婚した女が生きていくのなかなか大変な時代。
でも文句ばっかり言ってる人生もどうなのよ?
子供のためだったとか、人のせいにしないで。
せっかくこの世に生まれて、楽しく人生送らなければ何の甲斐があるのか?
母もそれに気づいていれば、少しは心持ちようが変わったのではないかと。
今更年老いた母親に強い気持ちはないですが。
この母を反面教師に、人生は自分のために生きなきゃだめだと痛感。
親も幸せだと子供も幸せになるんだよ。
子供を育てるというのは経済面的な事だけじゃない、親の考えや行動が影響を与えます。
だから自分達のこともままならないのに、子供を持つんじゃないよと言うのはある。
子供が初めて見る手本が自分の親なので、物凄く責任が大きい。
多くの人達はそんなことを考えることもなく、親になっていくはず。
それでも親として子供と一緒に成長していけばいいと思います。
子育て中にでも、その責任に気づいてほしいものです。