東京に住んでた頃、一番詳しくて馴染みの街といえば新宿です。
昼間、新宿を歩いてる分にはそう危険な事も無いですが、夜はガラの悪い輩が出て来ますからモタモタ歩いてると良くない。
前に歌舞伎町で立ちんぼのおかまさんの話を書きましたが、知り合いの男性は歌舞伎町を歩いてたら「ねぇー飲みに行こうよ~」と突然ギャル(?)に腕を捕まれたというの。
これも売春目的の客引きらしいですが、鞄を持ってた手を突然引っ張ってきたそうですよ。
歌舞伎町を抜けるとそこは住宅街
そんなわけで、夜の歌舞伎町はお勧め出来ませんが、真っすぐ北へ抜けて行くとその先には実は住宅街があるんですよ。
普通の戸建てや団地なんかもあったと思います。アレレという感じでしたね。
ワタシの友人で母娘して新宿生まれの新宿育ちが居ます。
彼女のお母さんの子供時代は戦中戦後なんですが、戦後の新宿の様子を聞くとほーんとびっくりします。
新宿アルタビルの辺りは配給所だったとか、今聞くとずっこけますよ。
その中でも一番驚いたのは昔、新宿駅南口には青線というのがあったそうです。
赤線なら聞いたことがあるけど、青線って何?
全然知りませんでしたが、なんと国が管理してた合法の売春を青線と呼んでいたんだと。
合法の下で売春出来た時代があったんですね… まぁでも無いと困ると言われてる商売ですからね。
オランダでは飾り窓の女と言って、有名な売春地帯があります。
映画で観たんですが、合法の売春なので役所にちゃんと届けを出すのですよ。
映画では身売りしてるという悲惨な感じではなくて、個人営業で本人の意思によるもの。
でも最後はやっぱり飾り窓を辞めてしまうというオチでしたが。