あんなに嫌がってたけれど、母は昨日から紙パンツで用を足せるようになりました。
パッドを付けて2重にしてるけど、見事に漏れは無かったの。
イヤー紙パンツって大したもんだ、高齢者看護の味方ねと感心したわ。
ベットから起き上がり、椅子へつかまり立ちして、サッと脱がしてお尻を拭き、一旦座らせ
新しいのを履かせる。
この手順で何とか…
立つだけでもふぅふぅ言ってるけど、歩いてトイレ行くよりはかなり楽だと本人も言ってます。
猫には見えている…
「お母さん、紙パンツに出来て良かったね。でもさ、気持ち悪くて嫌だった?」
と母に聞いてみた。
「…ウウウン、自然にしてたみたい…」
あんなに嫌がってたのに、自然に…なんて言うのでびっくりしました。
あぁこれはもう母のために、見えない何かが助けてくれたのかな。
こういうことを言うのは…アレなんだけど、でもこの際、正直に言います。
ちょっと前からウチの猫が遠巻きから母の方をジーッと見てることが良くあるんです。
決して近づいて行かずに、
リビングからジーっと、結構長い時間、母の部屋を目を真ん丸にして見つめてるのね。
ワタシはきっと、母のご先祖のどなたかが心配して様子を見に来てるんじゃないかなと思った。
お祖父ちゃんか、お祖母ちゃんか、どちらかだろうと。
祖母には幼い頃に会っていますが、お祖父ちゃんは早世したので知らない。
ウチの猫にどんな人が見えるの?と聞いてみたいな。
あの世でお迎えしてくれるなら、それはそれでありがたいことです。
今、本人はこの世の最期の頑張りで苦しんでますが、
終わったら宜しくお願いします、と言う気持ちですよ。