父親が入院してから、母親は着々と家の中を片付けています。
枕と布団は結局捨てたし、リビングに敷いていたマットも父が寝ていたせいで汚れたからと新しく買い換えました。
細々したものが片付けられてリビングはスッキリし、父親が居なくなった部屋の空気は爽やかになりました。お父さんには悪いけど、お母さんは我が世の春だわ。
医師には母の看護疲れが酷いようなので、一時的な形で入院させますが、又自宅に戻ってもらうかもしれないと言われました。
身体の大きな父の介護は大変なので
先日、見舞いに行った時の父の様子では、起きる気力さえ無かったのでもう退院することは無いだろうなと。リクライニングのベットで寝る方が本人の身体も楽ですよ。
昔は老人ホーム代わりに入院してる人も多く居たようだけど、今は健康保険が厳しくなっているので、病院も長期入院はさせないです。
緩和ケア病院というのは大体2ヶ月以内で最期を迎えるそうで、本当に最期の最期に行きつく先。
父親の経過は気がかりだけど、冷たいようですがそれ程悲しいという事は無いですね。
だってもう平均寿命は越えてますから、いつまでも生きられるわけがないし、そのうちだろうと覚悟はしてましたよ。
親が先に死ぬのは当たり前だし、母親もいずれは逝ってしまいます。
姉弟はいても近しく付き合うつもりが無く、親が死んだらワタシはほとんど天涯孤独と変わらないでしょう。
でもこれは想定内の事なので、辛くならぬよう親姉弟に依存しないようにしてきました。悲しくてやりきれないなどとメソメソしてたらおひとり様はやっていけません。