母親が、北海道の北端の田舎町に住んでる叔母から電話が有ったというの。
叔母は母より4歳下だから81歳。
ところが話してるうちに、あらちょっと呆けてるんじゃ…と気づいたという。
ところどころトンチンカンな事を言うのでビビったそうです。
80歳超えてるんだから年下の妹とはいえ、先に呆けても不思議じゃないけど。
元々同じ所で働いてた漁師さんでした
さて、この叔母は漁師さんと結婚したけど、結構裕福な暮らしぶりだったんですよ。
漁師さんでもピンキリあって、頑張って漁船を持てば結構稼げるらしいのね。
それから旅館も経営したりと、
叔母の旦那さんはなかなか才覚があったみたいです。
今も悠々自適で、日帰り温泉行ったり、パチンコしたりが日課なんだと。
クマちゃんは長毛種の野良猫なんです。
母の姉も漁師さんと結婚しましたが、こちらは全然ダメで、うだつが上がらなかった。
数年前に亡くなった伯母の晩年は悲惨でした。
伯母は入院したまま亡くなりましたが、旦那とは離婚して生活保護受けてたという。
生活保護受給者だったら病院代も無料になるので、だから離婚したらしいと叔母が言ってました。
多分、国民年金も未加入だったんだろうな。
遠く離れた北海道じゃほとんど没交渉でしたが、貧困な親戚が居たことにびっくりでした。
さて突然の叔母からの電話で、しかも呆けた様なので、
まさか虫の知らせでは…と、母は思ったそうですよ。
亡くなる前兆で、
今のうちに話しておこうと電話してきたのではないかと言う。
それは…有るかもしれないけど。
とにかく、北海道へお葬式に行くのは絶対無理なんで、
また叔母さんに電話してあげたらとアドバイスしました。
思い残すことのないよう、お喋りしたらいいと思います。