ワタシだって、10代までは普通に純な子供でした。
親や先生の云う事は頭から信用し、大人の云う事を素直に聞いてました。
小学校時の頃の担任の女教師は32,3歳位の、生徒にさりげなく嫌味を云うヒステリー気質の女だった。
今ならあれがイヤミや悪意ある言葉だったなとわかるけれど、小学生じゃそんなの見抜けないよね。
だからこそ生徒には安心してボソッと毒を吐けたわけよ。
クレーマーの親なんかもそういなかった時代の頃だから、そんな事も出来たのかもね。
子供だと思って、なめてるんだろうな
あれは小2年の頃。
女子児童が数名ワヤワヤ集まってお喋りしてたら、担任の女教師がやって来た。
その時先生が手に持っていたのがイラストの表紙のノートだったんだけど、同じようなノートをワタシも持っていた。
「これと同じのワタシも持ってるよ~、でもワタシの持ってる方が色違いでカワイイかも」
小学生のワタシはそんなたわいも無い事を先生に言ったのだが、女教師は機嫌が悪かったのか 「そんな余計なこと言わなくていいよ」とフンといわんばかりの冷たい顔で言い放った。
多分、その時のワタシの反応は「えっ?・・・」と、困惑してしまったと思う。
本能で女教師に悪意を感じ取り、それ以来その担任には親しみを感じる事は無かったな。
そんな事があっても気に留めず、毎日の遊びに夢中で忘れてしまったけど。
今思い出してちょっとなぁ・・・と頭をひねる教師はたくさんいました。
当然だけど、教師も親もすべての人が人格者とは限らない。
親も教師も大したことない、人間なんだから過ちを犯すものよ。
大人になればね、それがわかるけどね。