テレフォン人生相談、大原敬子先生一刀両断する

スポンサーリンク

気を付けなきゃいけないなぁと思う事は、自分の価値観で人の幸、不幸を決めつけたりすること。例えば、バイト先で母子家庭で夜間高校へ行ってる17歳の女の子がいる。

一見、可哀想な境遇にも思え、皆が同情してるけれど、本当のところ本人にとって不幸かどうかはわからない。お金はなくとも母親は愛情深くて仲良く暮らしているかもしれない。安易に同情するのは、例え17歳の子とはいえ凄く失礼なことだと思う。 

 

さて先日のテレフォン人生相談で久しぶりに「おお、これは…」と人間の闇を暴いた回答がありました。相談者は60代の母親で、相談内容は(詳細はこちらで)

同時期に結婚した1歳違いの姉妹。姉の方には子供が直ぐ出来たものの、妹は10年経っても出来ずに共稼ぎで暮らしている。

仲が良かったのに、最近次女が子を持つ長女に嫉妬して、関係がギクシャクしている様子なのでどうしたら良いでしょうか?というものでした。

ワタシはすぐに「ん?この母親って嫌味な感じ…」と気付きました。
「子供、子供ってそればっかりじゃん、次女に大して失礼じゃないの?」と。この母親は明らかに、次女は子供が居ないから可哀想って決めつけ娘達を平等な視点で見ていないの。

回答者は大原敬子先生でしたが、案の定ズバリと、「あなたの言葉の中には女の棘があるんですよ、社会に出たら子供が居る居ないは関係ない」と一刀両断。

母親は自分の価値観、世界観の中で「子供が出来ない」のをことさら大きく云って妹を差別しているのです。その原因は…



実は母親は夫との関係がうまくいっておらず、女として満たされていなかったのである。世間的、表面的には申し分のない夫婦に見えて満足していると自分に嘘をついている。その抑圧から歪んだ感情が出てきてるのだ。

娘達を心配する良き母親の振りをして自己執着的対人配慮をしてるという。(自分を良く思ってもらう、嫌われたくない為に他人へ配慮すること)
夫婦仲の良い次女夫婦に大して無意識に妬みを持ってるというわけだ。

自分に無い物を持っている人に対し、無意識にイラだったり厳しい目で見たり、妬みを持つのはよくあること。陥り易い過ちかもしれませんね。

コメント

  1. 福永ジョッキー応援隊長 より:

    このお母さんはアドバイスに素直に認めていたので全然マシでしたよね。
    たまに相談している立場をわきまえず、ふてくされて電話を切ってしまう人もいますからね。
    大人になっても悩みは尽きませんが、人からのアドバイスは素直に聞き入れる人間で居たいと思いましたw

  2. ユウ より:

    そうですね、なかなか耳の痛い事は聞きたくないものです。いい齢になってもまだまだ至らない点はあります、もちろん自分もですが( ;゚∀゚)アララ…

スポンサーリンク
error:Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました