猫を4匹飼っている我が家では、それ故に色々と弊害もあります。
例えば1匹がワタシの元へやって来てスリスリとジャレつき離れない。トイレへ行こうと立ち上ろうものならタッタッタッとワタシより先に走り出てキッチンへと先導する。何故かというといやしいこの猫は、いつもキッチンの戸棚にある猫のフードをねだるのだ。
そんな猫の思惑とは関係なく、お茶を飲もうとして立ち上がっただけなのに、足元にしつこくじゃれ付くので、つい根負けするのが常。
しかし、シーバを一粒、二粒あげようと、カサッと袋を開けようものなら、すかさず残りの3匹もやって来る、猫の耳って地獄耳なのよ~
そうして結局、全員に与えなければいけない事になり、何だかえらく時間と手間がかかってしまう。地震で揺れても動じないクセに、袋を開けるかすかな音を2階で寝てて聞き逃さないのだから大したものだと思うよ。食べる事に対する執着が怖い。。。
さて時々、キッチンへ先導する猫の逆をつき、トイレへと向かうワタシ。しかし、ふーやれやれとトイレに入っても決して扉を閉める事は許されない。何故かと云うと猫が開けろー開けろーと扉を爪で掻き出すからだ。
そしてトイレから出てからも絶対、扉をぴったり閉めてはいけません。昔、夜寝る前にトイレに行き、その時に猫が入り込むという事件が。
後になってみればかすかに悲しい鳴き声が聞こえてた気がするけれど、まさか閉じ込めたとは夢にも思わず… ユズはトイレでそのまま夜を明かしたのです。
猫と暮らす醍醐味は、まさかそんな…と予想だにしない行動をしたりするので、こちらは驚いたり大笑いが出来る事でしょうかね。笑