厚生労働省が提唱する、働き方革命の宣伝効果なのか、最近は70歳まで働きたいと公言される50代、60代の方々が多くなったような気がします。
ワタシのパート先にも60代の同僚が何人か居て、もう働くような体力無いよなぁという人も頑張って働いてます。
無理してると思うけど、自らは辞めないでしょうね、辞めてくれと言われるまで居ると思いますよ。
老後資金が2000万などと不安をあおるから…
テレビで無責任なコメンテーターが、老後を心配をさせるような事を言い過ぎる。だからお金の為にギリギリまで無理して働こうとしてしまう。
ここまで皆が高齢になっても働きたいと思うのは、年金支給額が安くなったのと、ちょっと異常なほど長生き時代になったせいだ。
だって昔は80歳位で余命が尽きるだろうと、60歳から20年間の年金支給だろうと想定していたんですよ。
ところが長生き老人が増えたので計算が狂ってしまった。
支給開始年齢を5歳後退させるも、少子化で収入が増えない上に、85歳を超えても長生きする老人は増えるばっかり。
もう年金の金額を減らしていくしかないという悲しい結果に。
望みもしないのに長生きさせられて、無理して働かなくてはならないとしたら、これはバツゲームで、悪行をした人間ほど長生きし、挙句は生活苦になるんじゃないかな、と最近そう思うようになりました。
ワタシの父方、母方の祖父祖母達のうち、3人は老後もロクに過ごさぬうちに、病気になって60代そこそこで亡くなってます。爺さんたちは出征して戦争にも行ってたし、長生きしてたら恩給たっぷり貰えたのにね。
昔は80過ぎまで生きるのは稀な例で、親の介護とか呆けや認知症の心配なんてしなかった。そうなる前に寿命が尽きたからです。
なんだかその方が全てが丸く収まって良かったかもなぁと思いますね。
コメント
ユウさんこんにちは。今日のネコちゃんもいいお顔ですね。
自民党が金融庁に例の報告書の撤回を求めていますが、この人達を選挙で選んでしまって、こんな茶番の為に税金が使われる事が嘆かわしいです。今の働き方で70歳迄働いたら、納めた年金も使えずに死んでしまいそうなので、私はリタイアしました。
ちなみにテレビで叩かれているあの機関です。48時間目視で安否確認が決まって、休日夜間、GWや年末年始は、交代勤務でないので時間外で対応するしかなく、大変な事になってます。保護先も常に満員で、預ける先も見つかりません。掛け声ばかりの2千人増員で素人の養成が大変ですが、それでもどこも欠員です。まあ不人気職種はどこもブラックですけどね。
死ぬリスクに備えるのが民間の生命保険で、死なないリスクに備えるのが公的年金「保険」です。
かつては、子沢山で末子が社会人になっての余命は10年もなく事実上の老後なんてなかったのです。
そんな中で、どうやって長生きリスクに備えるか。今の老人で老人施設に入っている人の多くは自らの高い年金でまかなえていますが、今後はそうはいきません。安いといわれる特養も個室型が増え、食費や諸々の値上げで管理費+食費+消耗品+医療費で軽く20万円は超えます。
死ぬまで、自宅生活ができればよいのですが今は簡単に死なせてくれないので、最後の10年程は大体、介護施設送りとなります。
今後は年金ですべて賄える人は少なくなるので、貯金の取り崩しとなりますが、貯えが底をつくと個室から共同部屋へ移され、それも払えないようだと超多床部屋(生活保護老人が送り込まれるようなところです)となりプライバシーも何もありません。
その時認知症を発症していると本人は訳が分からなくてよいのですが、しっかりしていると、最後はかなりの地獄をみます。
ただ、既に現在高齢になっていると今更手の打ちようはありません。そういう時の覚悟だけはしておきたいですね。
元公務員さんはアノ施設の方でしたか… 素人目から見て、児相のお世話になる親は属性も低いし、おかしいのが多いから大変だなと思います。ルールが曖昧で権限も弱かったりでこれじゃ職員の方も悩ましいだろうなと思いました。
ワタシは特養ホームにも入れないだろうなと覚悟してます。心臓発作で倒れて、最期に救急車ぐらいは電話で呼べたらいいなと思ってます。